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Posted by - 2024.06.30,Sun
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Posted by Kaycom - 2012.12.02,Sun
↓ドゥカン(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

5日目

続いてドゥカンへ。

=====ガイド=====
ここはメインのドゥカン。
スピトゥクはこのあたりの総本山。
サンカル、ストク、サブーに分院があるが、
このドゥカンは分院全部のドゥカンで、大きな法要をする場合はここでする。

玉座は左:ダライラマ、右:バクラリンポチェ、手前はゲストのリンポチェ。
位によって座る位置が決まっている。




正面向いて左にカンギュール(お釈迦様の教えをそのまま書いたもの)、
右にテンギュール(ナーランダなどの先生たちの解説版)がある。
120くらいと225あり、300年くらい前にチベット本土から運ばれたもの。




奥はツァンカンになっている。
左にあるのが観音菩薩、右にあるのが弥勒菩薩で、ガンダーラスタイルのもの。
14世紀に作られた当時のメインのお釈迦様。
最初に作られたお釈迦様の胸の中に仏陀シャカムニの遺灰が入っている。
それは、ツォンカパから当時の王様に贈与されたもので、
その王様は、象の形に見えるこの丘に目をつけ(すでに小さなお堂はあった)、
その背中にゴンパを建てて遺灰を納めた。

ダライラマ法王がいらしたとき、
このお釈迦様にお祈りし、次にターラーにお参りして行こうとしたが、
思いとどまり再びお釈迦様のところへ戻ってきて結局3回お祈りした。
14世紀や15世紀のツォンカパと二人の弟子の像や、第五代のダライラマ法王もいる。
第五代のダライラマ法王は、偉大なる5世と呼ばれチベットの地を作った人で、
それまでの象徴とは違い宗教と政治のトップについた。
ダライラマとは大きな海という名前でモンゴルからもらったが、それをもらったのがこの5世。
そこから転生を繰り返し、この間、14世は政治の部分は放棄し、現在は宗教の象徴に戻った。








砂曼荼羅のプジャをするときはバジュラバイラバを開けて法要する。
他に大きなタンカも置いてある。


===============

ドゥカンから出ると、パルダンさんが大きなカギでドアをロック。
目の前にはお祭りがおこなわれる庭と、その向こうにスピトゥクの風景が広がっています。






下に下りていくと、さきほどと同じ場所で別のお坊さんが頭を剃っていました。
天気もいいので気持ちよさそう。




お別れの挨拶をしスピトゥク・ゴンパを後にしました。


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Posted by Kaycom - 2012.11.30,Fri
↓ターラーラカン(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

5日目

次はターラーラカンへ。
部屋には日差しが降り注ぎ、少し空いた窓からは絶景が覗いています。





=====ガイド=====
21ターラーがあり、すべてチベットのギャンツェからきた。
ここのドゥカル(顔・手・足が千ある)は、ラダックにひとつしかない。
継ぎ足ししてなくて、すべてひとつの塊でできている。






ここの部屋は、偉い僧侶が来たときのゲストルームとして使われる。
写真は、左にあるのが先代のリン・リンポチェ(ダライラマの先生)と
現在のリン・リンポチェ(22歳)。
中央がバクラ・リンポチェの19代目と20代目。






スピトゥク・ゴンパは、14世紀に作られたラダックで3番目のゲルク派のゴンパ。
1番目はティクセ、2番目はリキール。
ツォンカパの弟子の弟子ラマ・ナワング・ロータスが一番最初の小さなお堂を建てた。

現在は僧侶が約80人、小坊主さんは32人ほどいて、ここにある学校に行っている。
もともと1959年より前は、ここで基礎を勉強したあと、
チベットのデプンやセラなどへ勉強しにいっていた。
しかし今はチベットにはいけないので、ここでの基礎の勉強が終わった後は、
レーの仏教学校に行くか、南インドにある仏教センターへいく。

現在のバクラ・リンポチェも今年の11月に南インドへ行くことになっている。
今はここの学校で勉強中。

1月にはグストルという仮面舞踊(チャム)の祭りが行われる。
この祭りは、冬の祭りだから観光客がいないので本当の現地の祭りの雰囲気を味わえる。
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Posted by Kaycom - 2012.11.28,Wed
↓スピトゥク・ゴンパ(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

5日目

まずは、レーの空港の脇にあるスピトゥク・ゴンパへ。
ここは、我らがガイド、パルダンさんがいたゴンパです。

車を降りて入口までくると、ここのお坊さんたちが頭を剃っていました。
二人一組になって、お互いの頭を剃ってあげるようです。
なんとも微笑ましい光景。






さらに階段を登っていくと、空港が一望できました。
この空港は軍事用でもあるので、そちらの方に向かって写真撮影してはいけません。
遠くまで見渡せていい景色なのにもったいない。




息を切らしながら建物に到着。
最初にジョウォ・ラカンから見学です。
小さなお堂で、周りの壁にはたくさんのタンカが飾ってあります。






=====ガイド=====
ご本尊はジョウォ・リンポチェ。
出家される前のお釈迦様で12歳か13歳くらい。
これはまだ王子のころだから王冠も立派なものをつけている。




仏像で有名なチベットのギャンツェで作られ、
1959年にチベットが人民解放軍に占拠される3か月前にチベットから出ることができた。

左側にグルリンポチェと右側にターラー菩薩、両脇にはチョルテンがある。
これらはここで作られたもの。
その左の端にある小さな仏像は全部、
1959年より前に、ここの僧侶がラサで修行したあと持って帰ってきたもの。




ダライラマ法王と今のバクラ・リンポチェの写真が玉座に飾ってある。
この部屋は今でも他のお寺からリンポチェがきて、ティーチングを行っている。



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Posted by Kaycom - 2012.11.27,Tue
↓レーのホテルの部屋から見たヒマラヤ(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

5日目

朝起きて外を見ると快晴!
ここ数日ずっとぐずついた天気だったので、この真っ青な青空が目に染みます。
ホテルの部屋からは雪をかぶったヒマラヤの山々が綺麗に見えました。
たぶんこの連なりの中に、ストックカンリ(6115m)があるはず。




ホテルの部屋はスイートなので、晴れていれば中にいてもこの眺望。
ほんとに今までの天気が恨めしい・・




ホテルの食堂でみんなで朝食。
山名さんが持ってきてくれた乾燥味噌汁と明太子ふりかけ、鮭フレークを
おかゆと一緒にいただきます。
パルダンさんも気に入ったようでした。






パルダンさんはかなりの健康志向で、
塩分や糖分、脂、カフェインなどはほんの少量しか摂りません。
普段は精進料理だそうですが、
こういった旅先などでは、肉や魚でも出されたものは残さず食べるというのがルールらしい。
ある意味、出されても残してしまう完全菜食主義よりも、無駄が出なくていいかもしれない。

たばこやお酒ももちろんもってのほかで、
ヘビースモーカーの山名さんがたばこを吸いに行くと、

ヤマナ ハ!

と言って怒っていました(笑)
そんなやりとりを見ているとなんだか親子のようです。

朝食後、3日間お世話になったホテルを出発。
スタッフの人たちも親切で人懐こく、本当に居心地の良いホテルでした。




今日はレーから、下ラダックへ向かいます。
ラマユルやアルチなど、ゴンパのみならず月世界のような絶景が広がる地。
絶景好きの私としては、この旅行の中で一番楽しみにしていた場所です。
なので、なんとしてもこの晴天を維持してほしい。

抜けるような青空にお祈りしながらレーの町を後にしました。


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Posted by Kaycom - 2012.11.24,Sat
↓ボナペティ(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

4日目


ホテルの部屋に荷物を置いて、上甲さんのいるHidden Himalayaへ。
そして彼女おすすめのレストラン「ボナペティ」へ行きました。

昨日のレストランに負けず劣らずのおしゃれなお店で、
店内は欧米人のお客さんでいっぱいです。

お任せで適当に注文してもらいましたが、出てきた料理を見てビックリ。
およそラダックのイメージとはかけ離れた洋食の数々が並べられました。
盛り付けも綺麗で、味もかなり美味。
カリフラワーのスープにトマトサラダ、チキンのグリルにピザ・・
どれもとてもおいしかったです。








ここで、Hidden Himalayaで働いている地元の方ともご一緒したのですが、
昨日お会いした時からとても穏やかな人だなと思っていました。
聞くと、今まで一度も怒ったことがないとのこと。
上甲さんも、彼のことを悪くいう人には会ったことがないと言うほど、
なんというか、リアルな仏様のような人です。
パルダンさんといい、彼といい、ラダックという土地はすごいなと、
心底感心した夜でした。

上甲さんたちと会えるのは今夜が最後。
また会いに来ることを約束してお別れしました。
二日間も付き合ってくれてありがとうございました。

インド(ラダック)旅行記の4日目分をサイトにまとめました


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