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世界の秘境から日常のことまで写真とともに掲載
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Posted by - 2024.06.30,Sun
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Posted by Kaycom - 2012.12.14,Fri
↓ラマユルのシンゲガン(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

5日目

ラマユル・ゴンパを後にし、その麓に広がる集落の間を抜けていきます。
人の気配はなくなんともさみしい雰囲気。
しばらく下るとタルチョが飾られたシンゲガンの入口に到着しました。
パルダンさんがカギを開けて中に入ります。









=====ガイド=====
ローツァワリンチェンサンポの弟子の弟子くらいのときに作られたものと考えられている。
彼は大翻訳家でローツァワというのは翻訳する人という意味。
当時の仏教の中心地カシミールでサンスクリットの経典をチベット語に翻訳しチベットに持ち帰った。
ラダックの仏教の歴史の中でとても重要な人物。
その人の作ったお寺というのは特徴があり、浮き出るような像というのが多い。
正面(白):大日、左下(青):アシュク、上(赤):阿弥陀、右下(黄):宝生、右上(緑):不空成就。
この色は絶対。








壁には金剛界五仏の大日の曼荼羅や阿弥陀、千手観音、観音菩薩など描かれているが、
去年おととしくらいに雨が降って流されてしまった。






その右奥はゴンカン。
マハカラ、パンデンラモ、ギャホ、テハ、チチパティなどがいる。
あとで作られた新しいところ。


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Posted by Kaycom - 2012.12.12,Wed
↓ラマユル・ゴンパのドゥカン(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

5日目

少し道を戻ってドゥカンへ向かいます。
眼下には壮大なラマユルの絶景が広がっていました。



=====ガイド=====
ドゥカンの外壁には四天王、六道輪廻、僧侶が守るべきことが描かれている。
ここの壁画は、このゴンパに属するチベットで勉強した絵師が描いている。
絵の中には、例えばクツは、裏に鋲が打ってあるのはうるさくてダメだが、
藁のなら静かでいいとか、シンプルなものはいいけど、派手なのはダメとか、
水をくんできたらフィルターに何回かかけなさいとか、そういうルールが描いてある。






壁に何も描かれていないドゥカンは全ラダックの中でここだけ。
右側には祭壇がありネパールで作られた小さな仏像があるが、
もともとはカンギュールが置かれていた。
しかし仏像が来たから、新しいカンギュール・ラカンを作るまでの間ここに置いている。
これは間違っていて、仏像よりカンギュールの方が大事だから、
本当はカンギュールの方を大切に扱うべき。
経文は手すきの紙に版木で印刷し、これは1000ページある。








ヘッドラマは2人いて、左がチェザン・リンポチェ(インドのデラドゥンにいる)、
右がチュンザン・リンポチェ(チベットにいる)。
手打ちで作られた珍しいグル・リンポチェの像。
他にジクテンゴンポ(お釈迦様の12~13歳の姿)、ティンレイザンポ(有名な行者)、
お釈迦様とお弟子さん、ドゥンマ・クンガ・タクパ(ラマユルとピヤンのお寺を作った)の像がある。




ドゥカンの洞窟にある仏像は、ティロパ、ナロパ、ミラレパ。
ナロパがカシミールからザンスカールに修行に行くときに
ここに立ち寄ってこの洞窟で瞑想した。


===============


ドゥカンの奥にあるゴンカンへ。

=====ガイド=====
ゴンカン(護法堂)はドゥカンに併設されていることがほとんで、本来は女人禁制。
悪いものから仏教を守るプロテクターが納められている。
ここは力が強いので、マハカラの目が隠されていたりする。
50年くらいたっているトルマがあり貴重なもの。




他にいろいろな観光客がもってきた人形などもある。
銅像はマハカラ、チャクラサンヴァラ、アプチ、お釈迦様、毘沙門天、ダルマパーラ、ツェマラなど。




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Posted by Kaycom - 2012.12.09,Sun
↓ラマユル・ゴンパの広場(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

5日目

まずは小道を通って広場へ向かいます。



=====ガイド=====
ラマユル・ゴンパはもともとユンドゥン・タルパリン・ゴンパという。
ユンドゥンというのは逆マンジという意味。
2番目に大きいディクンカギュのゴンパ。
3~4回ほど潰れているが何度も作り直した。

6~7月くらいに行われるユンドゥン・カブギェというお祭りのときは、
ゲストハウスやレストランが僧侶の控室になる。
そして広場に面した壁には大きなタンカが飾られる。
お祭りはとても長くて少し退屈する。(パルダンさん談)






広場があってその下にあるのが僧坊で、丘の上にあるのは瞑想小屋。
ここでの一番長い瞑想の時間は3年3か月3日。
ずっとこもって一言も話さず、100万回の五体投地をしながらお経を読む。
食事はもってきてくれてぱっぱと済ませる。




ブータンでは、それを日本人(京都のお坊さん)がやっている。
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広場の脇に、いつのまにか小坊主さんたちが集まって遊んでいました。
何をやっているのか見てみると、石で地面に何か書いています。
もしかしたら勉強だったのかな?




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Posted by Kaycom - 2012.12.07,Fri
↓ムーンランドと呼ばれるラマユル(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

5日目

目の前にはなんとも不思議な風景が広がっていました。
ラダックに来たらぜひ訪れたいと思っていたラマユルのムーンランドです。
その風景は、黄色い生クリームが山間に流れ込んで固まった感じ。
なんでこのようになったのかわかりませんが、
この奇妙で壮大な異世界のような景色は、一見の価値ありです。






さらにそこから車で少し行くと、岩山の上にラマユル・ゴンパが見えてきました。
麓には民家が立ち並び、畑仕事をしている人たちもいます。
月世界の中に佇むラマユル・ゴンパは、そのまわりの風景ととともに、
今回の旅行で一番美しい僧院だと思いました。






ゴンパのある山の上まで上ると、ラマユルの村が一望できました。
五色のタルチョがこの荒涼とした風景に映えています。






そろそろお昼時なので、ゴンパのレストランで持参したお弁当をいただきます。
さすがに有名なゴンパだけあってたくさんの観光客が来ていました。
ランチボックスの中身はサンドイッチやゆで卵、果物、じゃがいも、お菓子など。




レストランではチャイをいただいて、しばし休憩。
その間にパルダンさんが今までに書いた本などを見せてくれました。
そこには数年後(数十年後だったか?)のラダックの様子が、
挿絵(パルダンさん著)とともに書かれていて、ちょっとコミカルで面白かったです。

十分に休んだ後、ラマユル・ゴンパの見学開始です。


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Posted by Kaycom - 2012.12.03,Mon
↓インダス川とザンスカール川の合流点(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

5日目

月世界が広がる下ラダックへ向かいます。
今までに増して荒涼とした大地が続き、なんといっても日差しの強さが半端ない。
うっかりサングラスを忘れてきてしまったのですが、
日陰の車の中から外を見ているだけで目が痛くなり涙がとまりません。
このラダックの強い日差しを「ラダックビーム」と名づけ、
今後その威力を肌で感じていくことになります。

まずは一気にラマユルまで。
ほとんどの行程の道がとても綺麗で快適。
途中、いくつかのビューポイントに立ち寄りながら進みます。
窓を開けるとカラカラの空気が気持ちいい。






スピトゥクから約30分、インダス川とザンスカール川の合流点に到着。
水の色が違うので、その境目がくっきりとわかります。
このザンスカール川が流れてくる方に行くと、
冬の間凍結した川を道として歩くチャダルの場所があります。
山名さんも上甲さんもこのチャダルを経験済みですが、それは大変だったそう。
下手に挑戦すると命を落としかねないとのことです。






そこで写真を撮った後、
パルダンさんのお母さんが暮らしているという家の前を通り過ぎ、
その村に隣接した軍事施設の間の道を抜けていきます。
軍服を着た兵士たちが行きかいなんとも物騒な感じですが、パルダンさん曰く、
このあたりの軍人と住民は良好な関係なのだとか。

ただ、何においても軍事関係が優先するので、
例えば、隊列を組んで走る軍事車両に出くわしたら、
それが通り過ぎるまで何十分も道の脇で待ったり、
その縦列に挟まってノロノロと運転しなければならないこともあるそうです。
そしてこれから何度かそれを体験することになりました。

いくつかの村を通り抜け、
ヒマラヤの雪山やインダス川を間近に見ながらどんどん山奥に入っていきます。









するとうわさの軍事車両のトラックの長い行列現れました。
どうやらその先の橋を渡るのに並んでいるらしい。
仕方がないので、私たちもその列に入りますが、
とにかく数が多いので、かなり時間がかかりそう。
なんだかパキスタンの旅を彷彿とさせる光景です。

無事橋を渡ると、向こう側もすごい渋滞。
反対側からくる車は、
この優先車両の大群が通り過ぎるのをひたすら待っているようです。




やっと渋滞を通り抜けほっとしたのもつかの間、
しばらく進むとまたしてもトラックの列を発見。
しかし今度は路肩に止まっていたので、動き出す前に脇を追い越して行きました。
国境に近いので仕方ないのかもしれませんが、それにしてもすごい数です。




ようやくまわりに車がいなくなった頃、
険しい山間に、黄色い岩がチラチラ見え始めました。
ついにラマユルに到着です。




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