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Posted by - 2024.06.30,Sun
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Posted by Kaycom - 2013.01.05,Sat
↓ワンラ・ゴンパ(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

5日目

ワンラの村の脇を通って丘の上まで行くとワンラ・ゴンパがあります。
この場所からは、ワンラの谷が見渡せました。

崖沿いに建つゴンパのマニ車を回しながらお堂の入口まで向かいます。
お坊さんに鍵を開けてもらって、小さな入口から中へ入ります。
内部はとても暗くてライトは必須。














=====ガイド=====
もともと、リンチェン・サンポが創建した。
リンチェン・サンポは12世紀に西チベットのグゲ王国の僧侶で、
当時の王様にカシミール行を命令され、
仏典をサンスクリット語からチベット語に翻訳して持ってきた。
その後、お寺を建てたいのでもう一度行ってきてくれと命令され、
25人の技術師を連れて帰り、チベット全土に108のお寺を建てた。

ここもそのうちのひとつだと言われていたが、
下ラダックの王族ができる前のバッダルスキャップという豪族が、
リンチェン・サンポが来たときにお金を出してここを建てたそう。
その後お弟子さんの代になって、どんどん大きくなっていった。
今ここにある形はそのあとの代のものと言われている。

なぜかというと、
この壁画のスタイルはリンチェン・サンポのスタイルに似ているが少し違う。
彼は12世紀の人だが、この時代にはヨガタントラまでしかなかった。
そのあとの教えは15世紀以降に誕生したもので、
もしリンチェン・サンポの時代のものならば、
ここに描かれている無上ヨガタントラなどはなかったはず。

ご本尊は、十一面観音。
昔のスタイルは手が8本。
ご本尊の前にあった木の枠は邪魔だから切ってしまった。
左側にあるのが観音菩薩。
右側はお釈迦様(カシミールスタイル)。
お釈迦様の左には文殊菩薩、右側には金剛手。





完全な曼荼羅もあり、ご本尊が大日。
創建当時の様子やロイヤルファミリーも描かれている。
新しい代の千手千顔十一面観音や、古い代の薬師如来など。








ここは三層堂になっているが上に上がることはできない。




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