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世界の秘境から日常のことまで写真とともに掲載
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Posted by - 2024.06.28,Fri
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Posted by Kaycom - 2012.12.09,Sun
↓ラマユル・ゴンパの広場(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

5日目

まずは小道を通って広場へ向かいます。



=====ガイド=====
ラマユル・ゴンパはもともとユンドゥン・タルパリン・ゴンパという。
ユンドゥンというのは逆マンジという意味。
2番目に大きいディクンカギュのゴンパ。
3~4回ほど潰れているが何度も作り直した。

6~7月くらいに行われるユンドゥン・カブギェというお祭りのときは、
ゲストハウスやレストランが僧侶の控室になる。
そして広場に面した壁には大きなタンカが飾られる。
お祭りはとても長くて少し退屈する。(パルダンさん談)






広場があってその下にあるのが僧坊で、丘の上にあるのは瞑想小屋。
ここでの一番長い瞑想の時間は3年3か月3日。
ずっとこもって一言も話さず、100万回の五体投地をしながらお経を読む。
食事はもってきてくれてぱっぱと済ませる。




ブータンでは、それを日本人(京都のお坊さん)がやっている。
===============

広場の脇に、いつのまにか小坊主さんたちが集まって遊んでいました。
何をやっているのか見てみると、石で地面に何か書いています。
もしかしたら勉強だったのかな?




インド(ラダック)旅行記のまとめ
インド(ラダック)写真集


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Posted by Kaycom - 2012.12.07,Fri
↓ムーンランドと呼ばれるラマユル(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

5日目

目の前にはなんとも不思議な風景が広がっていました。
ラダックに来たらぜひ訪れたいと思っていたラマユルのムーンランドです。
その風景は、黄色い生クリームが山間に流れ込んで固まった感じ。
なんでこのようになったのかわかりませんが、
この奇妙で壮大な異世界のような景色は、一見の価値ありです。






さらにそこから車で少し行くと、岩山の上にラマユル・ゴンパが見えてきました。
麓には民家が立ち並び、畑仕事をしている人たちもいます。
月世界の中に佇むラマユル・ゴンパは、そのまわりの風景ととともに、
今回の旅行で一番美しい僧院だと思いました。






ゴンパのある山の上まで上ると、ラマユルの村が一望できました。
五色のタルチョがこの荒涼とした風景に映えています。






そろそろお昼時なので、ゴンパのレストランで持参したお弁当をいただきます。
さすがに有名なゴンパだけあってたくさんの観光客が来ていました。
ランチボックスの中身はサンドイッチやゆで卵、果物、じゃがいも、お菓子など。




レストランではチャイをいただいて、しばし休憩。
その間にパルダンさんが今までに書いた本などを見せてくれました。
そこには数年後(数十年後だったか?)のラダックの様子が、
挿絵(パルダンさん著)とともに書かれていて、ちょっとコミカルで面白かったです。

十分に休んだ後、ラマユル・ゴンパの見学開始です。


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Posted by Kaycom - 2012.12.03,Mon
↓インダス川とザンスカール川の合流点(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

5日目

月世界が広がる下ラダックへ向かいます。
今までに増して荒涼とした大地が続き、なんといっても日差しの強さが半端ない。
うっかりサングラスを忘れてきてしまったのですが、
日陰の車の中から外を見ているだけで目が痛くなり涙がとまりません。
このラダックの強い日差しを「ラダックビーム」と名づけ、
今後その威力を肌で感じていくことになります。

まずは一気にラマユルまで。
ほとんどの行程の道がとても綺麗で快適。
途中、いくつかのビューポイントに立ち寄りながら進みます。
窓を開けるとカラカラの空気が気持ちいい。






スピトゥクから約30分、インダス川とザンスカール川の合流点に到着。
水の色が違うので、その境目がくっきりとわかります。
このザンスカール川が流れてくる方に行くと、
冬の間凍結した川を道として歩くチャダルの場所があります。
山名さんも上甲さんもこのチャダルを経験済みですが、それは大変だったそう。
下手に挑戦すると命を落としかねないとのことです。






そこで写真を撮った後、
パルダンさんのお母さんが暮らしているという家の前を通り過ぎ、
その村に隣接した軍事施設の間の道を抜けていきます。
軍服を着た兵士たちが行きかいなんとも物騒な感じですが、パルダンさん曰く、
このあたりの軍人と住民は良好な関係なのだとか。

ただ、何においても軍事関係が優先するので、
例えば、隊列を組んで走る軍事車両に出くわしたら、
それが通り過ぎるまで何十分も道の脇で待ったり、
その縦列に挟まってノロノロと運転しなければならないこともあるそうです。
そしてこれから何度かそれを体験することになりました。

いくつかの村を通り抜け、
ヒマラヤの雪山やインダス川を間近に見ながらどんどん山奥に入っていきます。









するとうわさの軍事車両のトラックの長い行列現れました。
どうやらその先の橋を渡るのに並んでいるらしい。
仕方がないので、私たちもその列に入りますが、
とにかく数が多いので、かなり時間がかかりそう。
なんだかパキスタンの旅を彷彿とさせる光景です。

無事橋を渡ると、向こう側もすごい渋滞。
反対側からくる車は、
この優先車両の大群が通り過ぎるのをひたすら待っているようです。




やっと渋滞を通り抜けほっとしたのもつかの間、
しばらく進むとまたしてもトラックの列を発見。
しかし今度は路肩に止まっていたので、動き出す前に脇を追い越して行きました。
国境に近いので仕方ないのかもしれませんが、それにしてもすごい数です。




ようやくまわりに車がいなくなった頃、
険しい山間に、黄色い岩がチラチラ見え始めました。
ついにラマユルに到着です。




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Posted by Kaycom - 2012.12.02,Sun
↓ドゥカン(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

5日目

続いてドゥカンへ。

=====ガイド=====
ここはメインのドゥカン。
スピトゥクはこのあたりの総本山。
サンカル、ストク、サブーに分院があるが、
このドゥカンは分院全部のドゥカンで、大きな法要をする場合はここでする。

玉座は左:ダライラマ、右:バクラリンポチェ、手前はゲストのリンポチェ。
位によって座る位置が決まっている。




正面向いて左にカンギュール(お釈迦様の教えをそのまま書いたもの)、
右にテンギュール(ナーランダなどの先生たちの解説版)がある。
120くらいと225あり、300年くらい前にチベット本土から運ばれたもの。




奥はツァンカンになっている。
左にあるのが観音菩薩、右にあるのが弥勒菩薩で、ガンダーラスタイルのもの。
14世紀に作られた当時のメインのお釈迦様。
最初に作られたお釈迦様の胸の中に仏陀シャカムニの遺灰が入っている。
それは、ツォンカパから当時の王様に贈与されたもので、
その王様は、象の形に見えるこの丘に目をつけ(すでに小さなお堂はあった)、
その背中にゴンパを建てて遺灰を納めた。

ダライラマ法王がいらしたとき、
このお釈迦様にお祈りし、次にターラーにお参りして行こうとしたが、
思いとどまり再びお釈迦様のところへ戻ってきて結局3回お祈りした。
14世紀や15世紀のツォンカパと二人の弟子の像や、第五代のダライラマ法王もいる。
第五代のダライラマ法王は、偉大なる5世と呼ばれチベットの地を作った人で、
それまでの象徴とは違い宗教と政治のトップについた。
ダライラマとは大きな海という名前でモンゴルからもらったが、それをもらったのがこの5世。
そこから転生を繰り返し、この間、14世は政治の部分は放棄し、現在は宗教の象徴に戻った。








砂曼荼羅のプジャをするときはバジュラバイラバを開けて法要する。
他に大きなタンカも置いてある。


===============

ドゥカンから出ると、パルダンさんが大きなカギでドアをロック。
目の前にはお祭りがおこなわれる庭と、その向こうにスピトゥクの風景が広がっています。






下に下りていくと、さきほどと同じ場所で別のお坊さんが頭を剃っていました。
天気もいいので気持ちよさそう。




お別れの挨拶をしスピトゥク・ゴンパを後にしました。


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Posted by Kaycom - 2012.11.30,Fri
↓ターラーラカン(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

5日目

次はターラーラカンへ。
部屋には日差しが降り注ぎ、少し空いた窓からは絶景が覗いています。





=====ガイド=====
21ターラーがあり、すべてチベットのギャンツェからきた。
ここのドゥカル(顔・手・足が千ある)は、ラダックにひとつしかない。
継ぎ足ししてなくて、すべてひとつの塊でできている。






ここの部屋は、偉い僧侶が来たときのゲストルームとして使われる。
写真は、左にあるのが先代のリン・リンポチェ(ダライラマの先生)と
現在のリン・リンポチェ(22歳)。
中央がバクラ・リンポチェの19代目と20代目。






スピトゥク・ゴンパは、14世紀に作られたラダックで3番目のゲルク派のゴンパ。
1番目はティクセ、2番目はリキール。
ツォンカパの弟子の弟子ラマ・ナワング・ロータスが一番最初の小さなお堂を建てた。

現在は僧侶が約80人、小坊主さんは32人ほどいて、ここにある学校に行っている。
もともと1959年より前は、ここで基礎を勉強したあと、
チベットのデプンやセラなどへ勉強しにいっていた。
しかし今はチベットにはいけないので、ここでの基礎の勉強が終わった後は、
レーの仏教学校に行くか、南インドにある仏教センターへいく。

現在のバクラ・リンポチェも今年の11月に南インドへ行くことになっている。
今はここの学校で勉強中。

1月にはグストルという仮面舞踊(チャム)の祭りが行われる。
この祭りは、冬の祭りだから観光客がいないので本当の現地の祭りの雰囲気を味わえる。
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