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世界の秘境から日常のことまで写真とともに掲載
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Posted by - 2024.06.28,Fri
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Posted by Kaycom - 2013.01.05,Sat
↓ワンラ・ゴンパ(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

5日目

ワンラの村の脇を通って丘の上まで行くとワンラ・ゴンパがあります。
この場所からは、ワンラの谷が見渡せました。

崖沿いに建つゴンパのマニ車を回しながらお堂の入口まで向かいます。
お坊さんに鍵を開けてもらって、小さな入口から中へ入ります。
内部はとても暗くてライトは必須。














=====ガイド=====
もともと、リンチェン・サンポが創建した。
リンチェン・サンポは12世紀に西チベットのグゲ王国の僧侶で、
当時の王様にカシミール行を命令され、
仏典をサンスクリット語からチベット語に翻訳して持ってきた。
その後、お寺を建てたいのでもう一度行ってきてくれと命令され、
25人の技術師を連れて帰り、チベット全土に108のお寺を建てた。

ここもそのうちのひとつだと言われていたが、
下ラダックの王族ができる前のバッダルスキャップという豪族が、
リンチェン・サンポが来たときにお金を出してここを建てたそう。
その後お弟子さんの代になって、どんどん大きくなっていった。
今ここにある形はそのあとの代のものと言われている。

なぜかというと、
この壁画のスタイルはリンチェン・サンポのスタイルに似ているが少し違う。
彼は12世紀の人だが、この時代にはヨガタントラまでしかなかった。
そのあとの教えは15世紀以降に誕生したもので、
もしリンチェン・サンポの時代のものならば、
ここに描かれている無上ヨガタントラなどはなかったはず。

ご本尊は、十一面観音。
昔のスタイルは手が8本。
ご本尊の前にあった木の枠は邪魔だから切ってしまった。
左側にあるのが観音菩薩。
右側はお釈迦様(カシミールスタイル)。
お釈迦様の左には文殊菩薩、右側には金剛手。





完全な曼荼羅もあり、ご本尊が大日。
創建当時の様子やロイヤルファミリーも描かれている。
新しい代の千手千顔十一面観音や、古い代の薬師如来など。








ここは三層堂になっているが上に上がることはできない。




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Posted by Kaycom - 2013.01.01,Tue
↓2013年の年賀状
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


あけましておめでとうございます。

今日はとてもいい天気で、まさに元日日和。
今年もいい年になるように願いを込めて、縁起のよさげな写真特集です。


  
金時山山頂から見た富士山


  
世界の屋根エベレスト山群


  
ラダックの青空にはためく五色のタルチョ


  
アンコールワットの夜明け


  
サハラ砂漠の日の出


  
穂高の朝焼け



それでは、今年もよろしくお願いします!



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Posted by Kaycom - 2012.12.21,Fri
↓ラマユルの全景(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

5日目

そこからゴンパのほうには戻らずに、集落の中を抜けていきます。
石造りの家とか谷とか険しい山とか、なんだか宮崎駿の映画の世界のよう。
途中、マニ石を見たり書いたり、ロバに威嚇されたり、ヤクをちら見しながら車に戻りました。
















ラマユルを去る前に、ラマユルを一望できる高台に寄ってくれました。
荒々しい岩山に囲まれた谷に日差しが射し込み、本当に美しい。
これは一生に一度は見るべき風景のひとつだと思いました。






ラマユルを満喫したあとは、再びムーンランドを通ってワンラヘ向かいます。




道は、地理的にも近いせいか、パキスタンのカラコルムハイウェイにそっくり。
いたるところで崖崩れが起き、工事をしていました。
しかし、綺麗に舗装されている箇所も多く、こちらの方が快適。








険しい山道を抜け、陽の当たる清流に出るとうってかわってのどかな風景になりました。
ほどなくワンラに到着です。




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Posted by Kaycom - 2012.12.14,Fri
↓ラマユルのシンゲガン(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

5日目

ラマユル・ゴンパを後にし、その麓に広がる集落の間を抜けていきます。
人の気配はなくなんともさみしい雰囲気。
しばらく下るとタルチョが飾られたシンゲガンの入口に到着しました。
パルダンさんがカギを開けて中に入ります。









=====ガイド=====
ローツァワリンチェンサンポの弟子の弟子くらいのときに作られたものと考えられている。
彼は大翻訳家でローツァワというのは翻訳する人という意味。
当時の仏教の中心地カシミールでサンスクリットの経典をチベット語に翻訳しチベットに持ち帰った。
ラダックの仏教の歴史の中でとても重要な人物。
その人の作ったお寺というのは特徴があり、浮き出るような像というのが多い。
正面(白):大日、左下(青):アシュク、上(赤):阿弥陀、右下(黄):宝生、右上(緑):不空成就。
この色は絶対。








壁には金剛界五仏の大日の曼荼羅や阿弥陀、千手観音、観音菩薩など描かれているが、
去年おととしくらいに雨が降って流されてしまった。






その右奥はゴンカン。
マハカラ、パンデンラモ、ギャホ、テハ、チチパティなどがいる。
あとで作られた新しいところ。


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Posted by Kaycom - 2012.12.12,Wed
↓ラマユル・ゴンパのドゥカン(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

5日目

少し道を戻ってドゥカンへ向かいます。
眼下には壮大なラマユルの絶景が広がっていました。



=====ガイド=====
ドゥカンの外壁には四天王、六道輪廻、僧侶が守るべきことが描かれている。
ここの壁画は、このゴンパに属するチベットで勉強した絵師が描いている。
絵の中には、例えばクツは、裏に鋲が打ってあるのはうるさくてダメだが、
藁のなら静かでいいとか、シンプルなものはいいけど、派手なのはダメとか、
水をくんできたらフィルターに何回かかけなさいとか、そういうルールが描いてある。






壁に何も描かれていないドゥカンは全ラダックの中でここだけ。
右側には祭壇がありネパールで作られた小さな仏像があるが、
もともとはカンギュールが置かれていた。
しかし仏像が来たから、新しいカンギュール・ラカンを作るまでの間ここに置いている。
これは間違っていて、仏像よりカンギュールの方が大事だから、
本当はカンギュールの方を大切に扱うべき。
経文は手すきの紙に版木で印刷し、これは1000ページある。








ヘッドラマは2人いて、左がチェザン・リンポチェ(インドのデラドゥンにいる)、
右がチュンザン・リンポチェ(チベットにいる)。
手打ちで作られた珍しいグル・リンポチェの像。
他にジクテンゴンポ(お釈迦様の12~13歳の姿)、ティンレイザンポ(有名な行者)、
お釈迦様とお弟子さん、ドゥンマ・クンガ・タクパ(ラマユルとピヤンのお寺を作った)の像がある。




ドゥカンの洞窟にある仏像は、ティロパ、ナロパ、ミラレパ。
ナロパがカシミールからザンスカールに修行に行くときに
ここに立ち寄ってこの洞窟で瞑想した。


===============


ドゥカンの奥にあるゴンカンへ。

=====ガイド=====
ゴンカン(護法堂)はドゥカンに併設されていることがほとんで、本来は女人禁制。
悪いものから仏教を守るプロテクターが納められている。
ここは力が強いので、マハカラの目が隠されていたりする。
50年くらいたっているトルマがあり貴重なもの。




他にいろいろな観光客がもってきた人形などもある。
銅像はマハカラ、チャクラサンヴァラ、アプチ、お釈迦様、毘沙門天、ダルマパーラ、ツェマラなど。




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