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Posted by - 2024.06.30,Sun
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Posted by Kaycom - 2012.10.29,Mon
↓旧市街から見る旧王宮(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

3日目


今日の夕食は、上甲さんたちとおすすめのレストランへ行くことになりました。
待ち合わせの時間までまだ少しあるので、
山名さんお勧めのレー・パレスのビューポイントへ行ってみることに。

チャンスパからメインバザールを通り、旧市街を入っていきます。
夕暮れの薄闇の中に、古びた家が連なり家路に向かう人たちが行きかっていました。
ほどなく行くと、おすすめのポイントの大きなマニ車のお堂に到着。
少し高台になったこの場所から、
目の前に広がるレーの町並みとその向こうに聳える旧王宮が見えました。
そこからちょっとわき道を行くとさらによく見え、
王宮の全体像の写真を撮るにはうってつけの場所です。










写真を撮った後、行きとは別の道を通って、上甲さんがいるHiddenHimalayaへ。
途中には、色々なお店があってたいていのものは揃いそうです。
私も探していた乾電池を買うことができました。






上甲さんのお店でパルダンさんとも合流してレストランへ。
今回連れて行ってもらったのは「チョップスティックス」という中華料理屋さん。
とてもおしゃれなお店で、外国人観光客が多かったです。

そこで、上甲さんおすすめの料理を適当に注文してもらいました。
野菜炒め、チャーハン、春巻き、サラダ、トゥクパなどどれも美味しくて、
特にモモはジューシーで一押しです。
最後に山名さんが頼んだカプチーノは、標高が高いせい(?)か泡がてんこ盛りでした。












お腹もいっぱいになったので、食後の運動がてら、
真っ暗な町をライト片手にホテルへ歩いて帰ります。
さすがに日が暮れると肌寒く、フリースを一枚はおってちょうどいいくらい。

空を見上げると満点の星が輝いていました。
そして、遠くの丘の上にはナムギャル・ツェモ・ゴンパがライトアップされ
まるで夜空に浮かんでいるようです。

明日は晴れてくれとお願いし、大きなベッドでぐっすり眠りました。


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Posted by Kaycom - 2012.10.28,Sun
↓ストク・カル(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

3日目


マトゥ・ゴンパから30分ほど走ってストク・カルへ。
博物館ですが、残念ながら内部は写真撮影禁止です。

駐車場の脇にあるチョルテン群を眺めながら敷地の中へ入ると、
なんとカフェがありました。
今はシーズンオフなので閉まっていますが、こんなにも観光地化されているとは。






=====ガイド=====
もともとここは、ラダックの王様の別荘だったが、今は改造して博物館になっている。
なので、展示されているものはロイヤルファミリーのもの。

グルリンポチェの八変化のタンカ、宝石、王冠、ほら貝、楽器、仏像入れやタンカ入れ、銀や翡翠の食器、装飾品、衣服、コインなどなど、高級品が展示されている。
中には、バルティスタンやトルキスタン、ガンダーラの方のデザインもある。
金よりも高いトルコ石の装飾品は見もの。
===============

貴重で高価なものをため息をつきながら見学したあと、反対側の出入り口から下ります。
麓のチョルテンの下をくぐるのですが、そこに曼荼羅が描かれていました。
まわりはリンゴの木などもありとても静かでのどかです。








時刻は15時半。
お昼抜きでここまで観光しっぱなしだったのでお腹はペコペコ。
さっそく腹ごしらえにチョグラムサルまで向かいました。
チョグラムサルはチベット難民の町で、ラダックに暮らす難民の多くがここにいるそうです。
町には「フリーチベット」などの標語が書かれたポスターや国旗が飾られていました。






パルダンさんお気に入りのレストランが閉まっていたので、その近くのお店に入りました。
名物のトゥクパとモモを注文。






トゥクパはカレー風味のうどんで、柔らかいラム肉がとっても美味しい。
こちらでは、モモをこの中に入れて食べていました。

食後、パルダンさんに付いて、向かい側の本屋さんを覗いてみると、
そこには日本でもおなじみのキャラクターが描かれた絵本が!
ディズニーとドラゴンボールはワールドワイドで活躍中でした。




今日の観光は終わりなので、一旦ホテルへ帰ります。


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Posted by Kaycom - 2012.10.26,Fri
↓マトゥ・ゴンパのドゥカン・ニンパ(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

3日目


一度外に出て、庭を挟んで向かい側の屋根の上に上ってみます。
ここからもラダックの谷合の絶景が見えました。
乾いた風がとても心地いい。






素晴らしい壁画が残るオールド・ドゥカン(ドゥカン・ニンパ)に入ります。
中はそんなに広くないですが、壁一面に絵が描かれていました。



=====ガイド=====
ここにはハイタントリックの絵が描かれているが、
力が強すぎて一般の人が見ると危ないので見えないように布で隠してある。
僧侶でもそこまでの力がついていない人は見ることができない。
きちんと修行を積んでその力を受け止めるだけの段階まで達したら、
絵を見てさらに修行することができる。




壁には、阿弥陀、大日如来、尊格たちが描かれている。






クンガ・ザンポはとても有名なサキャ派の僧侶。
サキャ派は少数派になっているが力をもっていて、
サキャ派のサキャ・パンディタ、ゲルク派のツォンカパ、ニンマ派のロンチェン・ラプジャムパーは、
全チベットの今までの歴史上のラマの中で、文殊菩薩と同じレベルまで達したと言われる3人。
文殊菩薩と同じように智慧と経典と一緒に描かれている。
文殊菩薩は無知を断ち切る剣と知恵の象徴の経典を持っている。

この人はまだそこまでのレベルに達していない修行中の身なので、
修行の時に使うバジュラとベルが描かれている。

ツルテム・リンツェンは、いろいろな経典をもってきて教えを広めた人。
ペンと経典が描かれている。

この二人の僧侶のまわりにはお弟子さんもたくさんいる。

三明主(リクスムゴンポ:文殊菩薩(マンジュシュリ)・観音菩薩(アヴァローキテーシュヴァラ)
・金剛手菩薩(ヴァジュラパーニ・グヒヤパティ))はいろいろなところに描かれていて、
それぞれ、観音菩薩は慈悲、文殊菩薩は智慧、金剛手菩薩は力を象徴している。
なにをするにもこの3つはなくてはならない。

その中でも一番大事なのは、智慧。知らないと何もできないから。
しかし、それだけではなく慈悲の心も持っていなくてはならない。
そしてそれを実践できる力も必要になる。
この3つがそろってはじめて修行ができるから、象徴としてよく描かれている。




ご本尊(左:お釈迦様、真ん中:千手千顔十一面観音、右:大日(サロバビドゥ・ヴァイロチャナ))




反対側の壁画には、
消えかかっているクンガ・ニンポ(サキャ派を作った人)、
黄色い帽子のツォンカパ(ゲルク派開祖)、サキャ・パンディタ(サキャ派の指導者)、
青いサンゲメンラ(薬師如来:アルーラという薬の植物が描かれている)、
観音菩薩、獅子観音、ヤマンタカ(大威徳明王:守護神でサキャ派とゲルク派だけに見られる)
が描かれている。
ツォンカパとヤマンタカは文殊菩薩が変化したかたち(ヴァジュラ・バイラヴァ)。




===============


これでマトゥ・ゴンパの見学は終わり。
再び絶景を眺めながら下まで下りていくと、途中で火葬をしている現場に遭遇。
チベット圏では、鳥葬をするところもありますが、ラダックでは火葬が主流だそうです。



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Posted by Kaycom - 2012.10.24,Wed
↓マトゥ・ゴンパ(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

3日目


スタクナ・ゴンパから車で30分ほど走ると、丘の上にマトゥ・ゴンパが見えました。
麓の緑とゴンパの白、青空とのコントラストがとても綺麗で思わず写真ストップ。




そこから山道を登っていくと、まわりの木々が黄色く色づいてきました。
もう少し後だったら鮮やかな黄葉が見れたと思います。

駐車場のあるゴンパの麓に着くと、そこからの景色もまた絶景。
丘の片側には緑が広がり、もう片方は荒涼とした大地が続いています。
これは一見の価値あり。






階段を上って、マニ車を回しながらゴンパの前庭へ入ります。







=====ガイド=====
マトゥ・ゴンパはラダック唯一のサキャ派のゴンパ。
14世紀に、東チベットから来たドゥンパ・ドルジェ・パルザンという僧侶が建てた。
今は45人ほどの僧侶がいる。

もともとサキャ派のお坊さんたちは、チベットのサキャという場所に勉強しにいっていたが、
今は行けないので、デリーの北にあるデラドゥンというところにある、
サキャ派の仏教センターに勉強をしにいっている。

このゴンパでは、冬にマトナグランというお祭りをする。
特徴として、剣をもったお坊さんが辺りにある悪霊を切りまくる。
===============


まずは作りかけのお堂へ。
扉の前では、職人さんが作業をしていました。




中へ入ると正面に鮮やかな大日如来の仏像があります。
最初にパルダンさんが五体投地でお参り。




まだ作成中なので壁画などはありませんが、この仏像だけでも迫力があります。

=====ガイド=====
ご本尊は大日如来(チベット語でナンパ・ナンツァ、サンスクリット語でヴァイロチャナ)。
如来も仏陀のこと。

大日如来にはいろいろな形があって、
その中のサロバヴィト・ヴァイロチャナというのがメインの形。(お堂にある仏像)




大日如来は、行タントラ、所作タントラ、ヨガタントラ、無上ヨガタントラとある中で、
12世紀から15世紀に一番広がったヨガタントラの教えの一番メインの尊格。
仏教の世界観を表す金剛界の曼荼羅で、中心の尊格として描かれることが多い。
色や方角も決まっていて、本当は白色であるべきだが、
ここは新しいので金色になっている。

金剛界五仏(大日・阿弥陀・宝生・不空成就・阿閦)がいるが、
大日をご本尊としてその周りに他の4体が描かれている。(例えば黄色のは宝生)

さらにギャワリンガ(金剛界五仏)の周りにターラなどの女神、
その周りに菩薩や色々な尊格が描かれ、それら全体で一つの金剛界の曼荼羅になっている。
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Posted by Kaycom - 2012.10.21,Sun
↓スタクナ・ゴンパのカンギュール・ラカン(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

3日目


たくさんの経典が収められたカンギュール・ラカンです。

=====ガイド=====
もともとここにある経典。
ものすごくわかりやすく翻訳されてものもあるがちょっと高い。
でも、ラダックの仏教センターにあるからいつでも行って見ることができる。








去年ダライラマ法王がここにいらっしゃったとき、
経典がしまってある棚に鍵がかかっているのを見て、

いつでも読んで勉強しておけるようにしておかないと意味がない

と言った。さらに、

大金を使ってものすごい大きな仏像を作るのもおかしい。
自分の信仰心の問題だから仏像の大きさは関係ない。
そういうのにお金を使うならもっと修行の方に使いなさい。

よく、ゴンパに来た観光客が仏像などだけを見て帰っていくが、
本当はお釈迦様の教えが書かれているカンギュールの方が大切。
===============


続いてターラ・ラカンへ。
ターラ菩薩は、観音様の慈悲の涙から生まれたとされる女神です。

=====ガイド=====
ホワイトターラはロングライフ、グリーンターラは色々なものから人を守るシンボル。
菩薩とは、ものすごい修行をして既に解脱できるが、あえて輪廻の輪に留まって
いろいろなものから人を守っていてくれている。




ここにはグリーンターラが8体描かれている。
それぞれが象徴するシンボルが描かれてあり、それが意味するものから守っている。

ライオン:慢心
象:無知
火:怒り
蛇:妬み
盗人:間違った行い
鎖:羨み
水:欲望
シャザ(悪魔のようなもの):疑惑








このラカンには、
前のリンポチェが趣味で中国などから買ってきた器などがたくさんある。
ダライラマ法王がいらしたとき、それらがただ置かれているのを見て、

(カンギュールと同じように)こういうのは使わないと意味がない

と言った。
なので今は、お供え物などを入れたりしてちゃんと実際に使っている。
===============

これで内部の見学は終わり。
外に出て坂を下っていくのですが、インダス川の流れが見え眺めは抜群。
道沿いにはマニ塚が連なっています。






晴れていたらもっときれいだっただろうな~と思いつつ後にしました。


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